茲にペリシテ人イスラエルと戰ひけるがイスラエルの人々はペリシテ人の前󠄃より逃󠄄げギルボア山に殺されて倒れたり
Now the Philistines fought against Israel; and the men of Israel fled from before the Philistines, and fell down slain in mount Gilboa.
A. M. 2948. B.C. 1056. the Philistines fought
〔サムエル前書28章1節〕1 其頃ペリシテ
人イスラエルと
戰はんとて
軍のために
軍勢を
集めたればアキシ、ダビデにいひけるは
爾明かにこれをしれ
爾と
爾の
從者我とともに
出て
軍にくははるべし
〔サムエル前書29章1節〕1 爰にペリシテ
人其軍をことごとくアペクにあつむイスラエルはヱズレルにある
泉水の
傍に
陣をとる
〔サムエル前書29章2節〕2 ペリシテ
人の
君等あるひは
百人或は
千人をひきゐて
進󠄃みダビデと
其從者はアキシとともに
其後にすすむ
〔サムエル前書31章1節〕1 ペリシテ
人イスラエルと
戰ふイスラエルの
人々ペリシテ
人のまへより
逃󠄄げ
負󠄅傷者ギルボア
山に
斃れたり
〔サムエル前書31章2節〕2 ペリシテ
人サウルと
其子等に
攻よりペリシテ
人サウルの
子ヨナタン、アビナダブおよびマルキシユアを
殺したり~
(13) 其骨をとりてヤベシの
柳樹の
下にはうむり
七日のあひだ
斷食󠄃せり 〔サムエル前書31章13節〕
mount
〔サムエル前書28章4節〕4 ペリシテ
人あつまりきたりてシユネムに
陣をとりければサウル、イスラエルを
悉くあつめてギルボアに
陣をとれり
〔サムエル前書31章1節〕1 ペリシテ
人イスラエルと
戰ふイスラエルの
人々ペリシテ
人のまへより
逃󠄄げ
負󠄅傷者ギルボア
山に
斃れたり
〔サムエル後書1章6節〕6 ダビデにつぐる
少者いひけるは
我はからずもギルボア
山にのぼり
見しにサウル
其槍に
倚かかりをりて
戰車と
騎兵かれにせめよらんとせり
〔サムエル後書1章21節〕21 ギルボアの
山よ
願は
汝の
上に
雨露降ることあらざれ
亦供物の
田園もあらざれ
其は
彼處に
勇士の
干棄らるればなり
即ちサウルの
干膏を
沃がずして
彼處に
棄らる
〔サムエル後書21章12節〕12 ダビデ
徃てサウルの
骨と
其子ヨナタンの
骨をヤベシギレアデの
人々の
所󠄃より
取り
是はペリシテ
人がサウルをギルボアに
殺してベテシヤンの
衢に
懸たるをかれらが
竊みさりたるものなり
〔歴代志略上10章8節〕8 明る
日ペリシテ
人殺されたる
者を
剝んとて
來りサウルとその
子等のギルボア
山にたふれをるを
見
slain
無し
the Philistines fought
〔サムエル前書28章1節〕1 其頃ペリシテ
人イスラエルと
戰はんとて
軍のために
軍勢を
集めたればアキシ、ダビデにいひけるは
爾明かにこれをしれ
爾と
爾の
從者我とともに
出て
軍にくははるべし
〔サムエル前書29章1節〕1 爰にペリシテ
人其軍をことごとくアペクにあつむイスラエルはヱズレルにある
泉水の
傍に
陣をとる
〔サムエル前書29章2節〕2 ペリシテ
人の
君等あるひは
百人或は
千人をひきゐて
進󠄃みダビデと
其從者はアキシとともに
其後にすすむ
〔サムエル前書31章1節〕1 ペリシテ
人イスラエルと
戰ふイスラエルの
人々ペリシテ
人のまへより
逃󠄄げ
負󠄅傷者ギルボア
山に
斃れたり
〔サムエル前書31章2節〕2 ペリシテ
人サウルと
其子等に
攻よりペリシテ
人サウルの
子ヨナタン、アビナダブおよびマルキシユアを
殺したり~
(13) 其骨をとりてヤベシの
柳樹の
下にはうむり
七日のあひだ
斷食󠄃せり 〔サムエル前書31章13節〕
ペリシテ人はサウルとその子等を追󠄃擊しかしてペリシテ人サウルの子ヨナタン、アビナダブおよびマルキシユアを殺せり
And the Philistines followed hard after Saul, and after his sons; and the Philistines slew Jonathan, and Abinadab, and Malchi-shua, the sons of Saul.
Abinadab
〔サムエル前書14章49節〕49 サウルの
男子はヨナタン、ヱスイおよびマルキシユアなり
其二人の
女子の
名は
姉はメラブといひ
妹はミカルといふ
Ishui
〔出エジプト記20章5節〕5 之を
拜むべからずこれに
事ふべからず
我ヱホバ
汝の
神は
嫉む
神なれば
我を
惡む
者にむかひては
父󠄃の
罪を
子にむくいて
三四代におよぼし
〔列王紀略下25章7節〕7 ゼデキヤの
子等をゼデキヤの
目の
前󠄃に
殺しゼデキヤの
目を
抉しこれを
鋼索につなぎてバビロンにたづさへゆけり
Jonathan
〔サムエル前書14章6節〕6 ヨナタン
武器を
執る
少者にいふいざ
我ら
此割󠄅禮なき
者どもの
先陣にわたらんヱホバ
我らのためにはたらきたまことあらん
多くの
人をもて
救ふも
少き
人をもてすくふもヱホバにおいては
妨げなし
〔サムエル前書14章39節〕39 イスラエルを
救ひたまへるヱホバはいく
假令わが
子ヨナタンにもあれ
必ず
死なざるべからずとされど
民のうち
一人もこれにこたへざりき
〔サムエル前書14章40節〕40 サウル、イスラエルの
人々にいひけるはなんぢらは
彼處にをれ
我とわが
子ヨナタンは
此處にをらんと
民いひけるは
汝の
目によしとみゆるところをなせ
〔列王紀略下23章29節〕29 ヨシアの
代にエジプトの
王パロネコ、アッスリヤの
王と
戰はんとてユフラテ
河をさして
上り
來しがヨシア
王これを
防がんとて
進󠄃みゆきければ
彼これに
出あひてメギドンにこれを
殺せり
〔歴代志略上8章33節〕33 ネル、キシを
生み キシ、サウルを
生みサウルはヨナタン、マルキシユア、アビナダプ、エシバアルを
生り
〔歴代志略上9章39節〕39 ネルはキシを
生み キシはサウルを
生み サウルはヨナタン、マルキシユア、アビナダブおよびエシバアタを
生り
〔イザヤ書57章1節〕1 義者ほろぶれども
心にとむる
人なく
愛しみ
深き
人々とりさらるれども
義きものの
禍害󠄅のまへより
取去るるなるを
悟るものなし
the sons
〔出エジプト記20章5節〕5 之を
拜むべからずこれに
事ふべからず
我ヱホバ
汝の
神は
嫉む
神なれば
我を
惡む
者にむかひては
父󠄃の
罪を
子にむくいて
三四代におよぼし
〔列王紀略下25章7節〕7 ゼデキヤの
子等をゼデキヤの
目の
前󠄃に
殺しゼデキヤの
目を
抉しこれを
鋼索につなぎてバビロンにたづさへゆけり
斯その戰鬪烈しうしてサウルにおし迫󠄃り射手の者等つひにサウルに追󠄃つきければサウルは射手の者等のために惱めり
And the battle went sore against Saul, and the archers hit him, and he was wounded of the archers.
archers
〔創世記49章24節〕24 然どかれの
弓はなほ
勁くあり
彼の
手の
臂は
力あり
是ヤコブの
全󠄃能者の
手によりてなり
其よりイスラエルの
磐なる
牧者いづ
he was
〔創世記49章24節〕24 然どかれの
弓はなほ
勁くあり
彼の
手の
臂は
力あり
是ヤコブの
全󠄃能者の
手によりてなり
其よりイスラエルの
磐なる
牧者いづ
hit
無し
went
〔サムエル前書31章3節〕3 戰はげしくサウルにせまりて
射手の
者サウルを
射とめければ
彼痛く
射手の
者のために
苦しめり~
(6) かくサウルと
其三人の
子およびサウルの
武器をとるもの
並に
其從者みな
此日俱に
死り
〔サムエル前書31章6節〕
〔サムエル後書1章4節〕4 ダビデかれにいひけるは
事いかん
請󠄃ふ
我につげよかれこたへけるは
民戰に
敗れて
逃󠄄げ
民おほく
仆れて
死りまたサウルと
其子ヨナタンも
死り~
(10) 我すなはちかれの
上にのりてかれを
殺したり
其は
我かれが
旣に
仆て
生ることをえざるをしりたればなりしかして
我その
首にありし
冕とその
腕にありし
釧を
取りてこれをわが
主に
携へきたれり
〔サムエル後書1章10節〕
〔アモス書2章14節〕14 その
時は
疾走者も
逃󠄄るに
暇あらず
强き
者もその
力を
施すを
得ず
勇士も
己の
生命を
救ふこと
能はず
サウル是におひてその武器を執る者に言けるは汝の劍をぬき其をもて我を刺せ恐らくはこの割󠄅禮なき者等きたりて我を辱しめんと然るにその武器を執る者痛くおそれて肯はざりければサウルすなはちその劍をとりてその上に伏たり
Then said Saul to his armourbearer, Draw thy sword, and thrust me through therewith; lest these uncircumcised come and abuse me. But his armourbearer would not; for he was sore afraid. So Saul took a sword, and fell upon it.
Draw
〔士師記9章54節〕54 アビメレクおのれの
武器を
執る
少者を
急󠄃ぎ
召て
之にいひけるは
汝の
劍を
拔て
我を
殺せおそらくは
人吾をさして
婦󠄃に
殺されたりといはんと
其少者之を
刺し
通󠄃したればすなはち
死り
Saul took
〔サムエル後書1章9節〕9 かれまた
我にいひけるはわが
身いたく
攣ば
請󠄃ふ
我うへにのりて
我をころせわが
生命なほわれの
中にまつたければなりと
〔サムエル後書1章10節〕10 我すなはちかれの
上にのりてかれを
殺したり
其は
我かれが
旣に
仆て
生ることをえざるをしりたればなりしかして
我その
首にありし
冕とその
腕にありし
釧を
取りてこれをわが
主に
携へきたれり
〔サムエル後書17章23節〕23 アヒトベルは
其謀計の
行れざるを
見て
其驢馬に
鞍おき
起󠄃て
其邑に
徃て
其家にいたり
家の
人に
遺󠄃言して
自ら
縊れ
死て
其父󠄃の
墓に
葬らる
〔列王紀略上16章18節〕18 ジムリ
其邑の
陷るを
見て
王の
家の
天守に
入り
王の
家に
火をかけて
其中に
死り
〔歴代志略上10章5節〕5 武器を
執る
者サウルの
死たるを
見て
己もまた
劍の
上に
伏て
死り
〔マタイ傳27章4節〕4 『われ
罪なきの
血を
賣りて
罪を
犯したり』
彼らいふ『われら
何ぞ
干らん、
汝みづから
當るべし』
〔マタイ傳27章5節〕5 彼その
銀を
聖󠄄所󠄃に
投げすてて
去り、ゆきて
自ら
縊れたり。
〔使徒行傳1章18節〕18 (この
人は、かの
不義の
價をもて
地所󠄃を
得、また
俯伏に
墜ちて
直中より
裂けて
臓腑みな
流れ
出でたり。
〔使徒行傳16章27節〕27 獄守、
目さめ
獄の
戶の
開けたるを
見て、
囚人にげ
去れりと
思ひ、
刀を
拔きて
自殺せんとしたるに、
abuse
〔士師記16章21節〕21 ペリシテ
人すなはち
彼を
執へ
眼を
抉りて
之をガザにひき
下り
銅の
鏈をもて
之を
繋げりかくてサムソンは
囚獄のうちに
磨を
挽居たりしが
〔士師記16章23節〕23 茲にペリシテ
人の
群伯共にあつまりてその
神ダゴンに
大なる
祭物をささげて
祝をなさんとしすなはち
言ふわれらの
神はわれらの
敵サムソンをわれらの
手に
付したりと~
(25) その
心に
喜びていひけるはサムソンを
召てわれらのために
戲技をなさしめよとて
囚獄よりサムソンを
召いだせしかばサムソン
之がために
戲技をなせり
彼等サムソンを
柱の
間に
立しめしに 〔士師記16章25節〕
he was
〔サムエル前書31章4節〕4 サウル
武器を
執る
者にいひけるは
爾の
劍を
拔き
其をもて
我を
刺とほせ
恐らくは
是等の
割󠄅禮なき
者きたりて
我を
刺し
我をはづかしめんと
然ども
武器をとるもの
痛くおそれて
肯ぜざればサウル
劍をとりて
其上に
伏したり
〔サムエル後書1章14節〕14 ダビデかれにいひけるは
汝なんぞ
手をのばしてヱホバの
膏そそぎし
者をころすことを
畏ざりしやと~
(16) ダビデかれにいひけるは
汝の
血は
汝の
首に
歸せよ
其は
汝口づから
我ヱホバのあぶらそそぎし
者をころせりといひて
己にむかひて
證をたつればなり
〔サムエル後書1章16節〕
uncircumcised
〔士師記15章18節〕18 時に
彼渇をおぼゆること
甚だしかりしかばヱホバによばはりていふ
汝のしもべの
手をもて
汝この
大なる
拯をほどこしたまへるにわれ
今渇きて
死に
割󠄅禮を
受けざるものの
手におちいらんとすと
〔サムエル前書14章6節〕6 ヨナタン
武器を
執る
少者にいふいざ
我ら
此割󠄅禮なき
者どもの
先陣にわたらんヱホバ
我らのためにはたらきたまことあらん
多くの
人をもて
救ふも
少き
人をもてすくふもヱホバにおいては
妨げなし
〔サムエル前書17章26節〕26 ダビデ
其傍にたてる
人々にかたりていひけるは
此ペリシテ
人をころしイスラエルの
耻辱を
雪󠄃ぐ
人には
如何なることをなすや
此割󠄅禮なきペリシテ
人は
誰なればか
活る
神の
軍を
搦む
〔サムエル前書17章36節〕36 僕は
旣に
獅子と
熊とを
殺せり
此割󠄅禮なきペリシテ
人活る
神の
軍をいどみたれば
亦かの
獸の
一のごとくなるべし
〔サムエル後書1章20節〕20 此事をガテに
吿るなかれアシケロンの
邑に
傳るなかれ
恐くはペリシテ
人の
女等喜ばん
恐くは
割󠄅禮を
受ざる
者の
女等樂み
祝はん
武器を執る者サウルの死たるを見て己もまた劍の上に伏て死り
And when his armourbearer saw that Saul was dead, he fell likewise on the sword, and died.
斯サウルとその三人の子等およびその家族みな共に死り
So Saul died, and his three sons, and all his house died together.
Saul
〔サムエル前書4章10節〕10 かくてペリシテ
人戰ひしかばイスラエル
人やぶれて
各々其天幕に
逃󠄄かへる
戰死はなはだ
多くイスラエルの
步兵の
仆れし
者三
萬人なりき
〔サムエル前書4章18節〕18 神の
櫃のことを
演しときエリ
其壇より
仰けに
門の
傍におち
頸をれて
死ねり
是はかれ
老て
身重かりければなり
其イスラエルを
鞫しは四十
年なりき
〔傳道之書9章1節〕1 我はこの
一切の
事に
心を
用ひてこの
一切の
事を
明めんとせり
即ち
義き
者と
賢き
者およびかれらの
爲ところは
神の
手にあるなるを
明めんとせり
愛むや
惡むやは
人これを
知ることなし
一切の
事はその
前󠄃にあるなり
〔傳道之書9章2節〕2 諸の
人に
臨む
所󠄃は
皆同じ
義き
者にも
惡き
者にも
善者にも
淨者にも
穢れたる
者にも
犧牲を
献ぐる
者にも
犧牲を
献げぬ
者にもその
臨むところの
事は
同一なり
善人も
罪人に
異ならず
誓をなす
者も
誓をなすことを
畏るる
者に
異ならず
〔ホセア書13章10節〕10 汝のもろもろの
邑に
汝を
助くべき
汝の
王は
今いづくにかあるなんぢらがその
王と
牧伯等とを
我に
與へよと
言たりし
士師等は
今いづくにかある
all his house
谷に居るイスラエルの人々みな彼らの逃󠄄るを見またサウルとその子等の死るを見てその邑々を棄て逃󠄄ければペリシテ人來りてその中に住󠄃り
And when all the men of Israel that were in the valley saw that they fled, and that Saul and his sons were dead, then they forsook their cities, and fled: and the Philistines came and dwelt in them.
then they
〔レビ記26章31節〕31 またなんぢらの
邑々を
滅し
汝らの
聖󠄄所󠄃を
荒さんまた
汝らの
祭物の
馨しき
香を
聞じ
〔レビ記26章36節〕36 また
汝らの
中の
遺󠄃れる
者にはその
敵の
地において
我これに
恐懼を
懷かしめん
彼等は
木葉の
搖く
聲にもおどろきて
逃󠄄げその
逃󠄄る
事は
劍をさけて
逃󠄄るがごとくまた
追󠄃ものもなきに
顚沛ばん
〔申命記28章33節〕33 汝の
地の
產物および
汝の
努苦て
得たる
物は
汝の
識ざる
民これを
食󠄃はん
汝は
只つねに
虐󠄃げられ
窘められん
而已
〔申命記28章43節〕43 汝の
中間にある
他國の
人はますます
高くなりゆきて
汝の
上に
出で
汝はますます
卑くなりゆかん
〔士師記6章2節〕2 ミデアン
人の
手イスラエルにかてりイスラエルの
子孫はミデアン
人の
故をもて
山にある
窟と
洞穴󠄄と
要󠄃害󠄅とをおのれのために
造󠄃れり
〔サムエル前書13章6節〕6 イスラエルの
人苦められ
其危きを
見て
皆巖穴󠄄に
林叢に
崗巒に
高塔に
坎阱にかくれたり
〔サムエル前書31章7節〕7 イスラエルの
人々の
谷の
對向にをるもの
及びヨルダンの
對面にをるものイスラエルの
人々の
逃󠄄るを
見サウルと
其子等の
死るをみて
諸邑を
棄て
逃󠄄ければペリシテ
人きたりて
其中にをる
明る日ペリシテ人殺されたる者を剝んとて來りサウルとその子等のギルボア山にたふれをるを見
And it came to pass on the morrow, when the Philistines came to strip the slain, that they found Saul and his sons fallen in mount Gilboa.
to strip
〔サムエル前書31章8節〕8 明日ペリシテ
人戰沒せる
者を
剝んとてきたりサウルと
其三人の
子のギルボア
山にたふれをるを
見たり
〔列王紀略下3章23節〕23 いひけるはこれ
乃はち
血なり
王たち
戰ひて
死たるならん
互に
相擊たるなるべし
然ばモアブよ
掠取に
行けと
〔歴代志略下20章25節〕25 是においてヨシヤパテおよびその
民彼らの
物を
奪はんとて
來り
觀にその
死屍の
間に
財寳衣服󠄃および
珠玉などおびただしく
在たれば
則ち
各々これを
剝とりけるが
餘に
多くして
携さへ
去こと
能はざる
程なりき
其物多かりしに
因て
之を
取に
三日を
費しけるが
すなはちサウルを剝てその首とその鎧甲を取りペリシテの國の四方に人を遣󠄃はしてこの事をその偶像と民に吿しめ
And when they had stripped him, they took his head, and his armour, and sent into the land of the Philistines round about, to carry tidings unto their idols, and to the people.
tidings
〔士師記16章23節〕23 茲にペリシテ
人の
群伯共にあつまりてその
神ダゴンに
大なる
祭物をささげて
祝をなさんとしすなはち
言ふわれらの
神はわれらの
敵サムソンをわれらの
手に
付したりと
〔士師記16章24節〕24 民サムソンを
見ておのれの
神をほめたたへて
言ふわれらの
神はわれらの
敵たる
者われらの
地を
荒せしものわれらを
數多殺せしものをわれらの
手に
付したりと
〔ダニエル書5章2節〕2 酒の
進󠄃むにいたりてベルシヤザルはその
父󠄃ネブカデネザルがヱルサレムの
宮より
取きたりし
金銀の
器を
携へいたれと
命ぜり
是王とその
大臣および
王の
妻妾等みな
之をもて
酒を
飮んとてなりき~
(4) すなはち
彼らは
酒をのみて
金銀銅鐵木石などの
神を
讃たたへたりしが
〔ダニエル書5章4節〕
〔ダニエル書5章23節〕23 却つて
天の
主にむかひて
自ら
高ぶりその
家の
器皿を
汝の
前󠄃に
持きたらしめて
汝と
汝の
大臣と
汝の
妻妾等それをもて
酒を
飮み
而して
汝は
見ことも
聞ことも
知こともあらぬ
金銀銅鐵木石の
神を
讃頌ふることを
爲し
汝の
生命をその
手に
握り
汝の
一切の
道󠄃を
主どりたまふ
神を
崇むることをせず
took
〔サムエル前書31章9節〕9 彼等すなはちサウルの
首を
斬り
其鎧甲をはぎとりペリシテ
人の
地の
四方につかはして
此好報を
其偶像の
家および
民の
中につげしむ
〔サムエル前書31章10節〕10 またかれら
其鎧甲をアシタロテの
家におき
其體をベテシヤンの
城垣に
釘けたり
〔サムエル後書1章20節〕20 此事をガテに
吿るなかれアシケロンの
邑に
傳るなかれ
恐くはペリシテ
人の
女等喜ばん
恐くは
割󠄅禮を
受ざる
者の
女等樂み
祝はん
〔歴代志略上10章4節〕4 サウル
是におひてその
武器を
執る
者に
言けるは
汝の
劍をぬき
其をもて
我を
刺せ
恐らくはこの
割󠄅禮なき
者等きたりて
我を
辱しめんと
然るにその
武器を
執る
者痛くおそれて
肯はざりければサウルすなはちその
劍をとりてその
上に
伏たり
〔マタイ傳14章11節〕11 その
首を
盆󠄃にのせて
持ち
來らしめ、
之を
少女に
與ふ。
少女はこれを
母に
捧ぐ。
しかしてかれが鎧甲をその神の室に藏め彼が首をダゴンの宮に釘けたり
And they put his armour in the house of their gods, and fastened his head in the temple of Dagon.
Ashtaroth
〔サムエル前書5章2節〕2 即ちペリシテ
人神の
櫃をとりて
之をダゴンの
家にもちきたりダゴンの
傍に
置ぬ~
(7) アシドド
人その
斯るを
見ていひけるはイスラエルの
神の
櫃を
我らのうちにとどむべからず
其は
其手いたくわれらおよび
我らの
神ダゴンにくははればなり 〔サムエル前書5章7節〕
in the temple
〔サムエル前書5章2節〕2 即ちペリシテ
人神の
櫃をとりて
之をダゴンの
家にもちきたりダゴンの
傍に
置ぬ~
(7) アシドド
人その
斯るを
見ていひけるはイスラエルの
神の
櫃を
我らのうちにとどむべからず
其は
其手いたくわれらおよび
我らの
神ダゴンにくははればなり 〔サムエル前書5章7節〕
their gods
〔サムエル前書31章10節〕10 またかれら
其鎧甲をアシタロテの
家におき
其體をベテシヤンの
城垣に
釘けたり
茲にペリシテ人がサウルになしたる事ことごとくヤベシギレアデ中に聞えければ
And when all Jabesh-gilead heard all that the Philistines had done to Saul,
when
〔サムエル前書11章1節〕1 アンモニ
人ナハシ、ギレアデのヤベシにのぼりて
之を
圍むヤベシの
人々ナハシにいひけるは
我らと
約をなせ
然らば
汝につかへん~
(11) 明日サウル
民を
三隊にわかち
曉更に
敵の
軍の
中にいりて
日の
熱くなる
時までアンモニ
人をころしければ
遺󠄃れる
者は
皆ちりぢりになりて
二人俱にあるものなかりき
〔サムエル前書11章11節〕
〔サムエル前書31章11節〕11 ヤベシギレアデの
人々ペリシテ
人のサウルになしたる
事を
聞きしかば~
(13) 其骨をとりてヤベシの
柳樹の
下にはうむり
七日のあひだ
斷食󠄃せり 〔サムエル前書31章13節〕
〔サムエル後書2章4節〕4 時にユダの
人々きたり
彼處にてダビデに
膏をそそぎてユダの
家の
王となせり
人々ダビデにつげてサウルを
葬りしはヤベシギレアデの
人なりといひければ~
(7) されば
汝ら
手をつよくして
勇ましくなれ
汝らの
主サウルは
死たり
又󠄂ユダの
家我に
膏をそそぎて
我をかれらの
王となしたればなりと
〔サムエル後書2章7節〕
勇士等みな起󠄃りサウルの體とその子等の體とを奪ひ取てこれをヤベシに持きたりヤベシの橡樹の下にその骨を葬りて七日のあひだ斷食󠄃せり
They arose, all the valiant men, and took away the body of Saul, and the bodies of his sons, and brought them to Jabesh, and buried their bones under the oak in Jabesh, and fasted seven days.
fasted
〔創世記50章10節〕10 彼等つひにヨルダンの
外なるアタデの
禾場に
到り
彼にて
大に
泣き
痛く
哀しむヨセフすなはち
七日父󠄃のために
哭きぬ
〔サムエル後書3章35節〕35 民みな
日のあるうちにダビデにパンを
食󠄃はしめんとて
來りしにダビデ
誓ひていひけるは
若し
日の
沒まへに
我パンにても
何にても
味ひなば
神我にかくなし
又󠄂重ねて
斯なしたまへと
the oak
〔創世記35章8節〕8 時にリベカの
乳󠄃媼デボラ
死たれば
之をベテルの
下にて
橡樹の
下に
葬れり
是によりてその
樹の
名をアロンバクテ(
哀哭の
橡)といふ
〔サムエル後書21章12節〕12 ダビデ
徃てサウルの
骨と
其子ヨナタンの
骨をヤベシギレアデの
人々の
所󠄃より
取り
是はペリシテ
人がサウルをギルボアに
殺してベテシヤンの
衢に
懸たるをかれらが
竊みさりたるものなり~
(14) かくてサウルと
其子ヨナタンの
骨をベニヤミンの
地のゼラにて
其父󠄃キシの
墓に
葬り
都て
王の
命じたる
所󠄃を
爲り
比より
後神其地のため
祈禱を
聽たまへり
〔サムエル後書21章14節〕
斯サウルはヱホバにむかひて犯せし罪のために死たり即ち彼はヱホバの言を守らすまた憑鬼者に問ことを爲して
So Saul died for his transgression which he committed against the LORD, even against the word of the LORD, which he kept not, and also for asking counsel of one that had a familiar spirit, to inquire of it;
a familiar
〔レビ記19章31節〕31 汝等憑鬼者を
恃むなかれ
卜筮師に
問ことを
爲て
之に
身を
汚さるゝなかれ
我は
汝らの
神ヱホバなり
〔レビ記20章6節〕6 憑鬼者または
卜筮師を
恃みこれに
從がふ
人あらば
我わが
面をその
人にむけ
之をその
民の
中に
絕べし
〔申命記18章10節〕10 汝らの
中間にその
男子女子をして
火の
中を
通󠄃らしむる
者あるべからずまた
卜筮する
者邪法を
行なふ
者禁厭する
者魔󠄃術を
使ふ
者~
(14) 汝が
逐󠄃はらふ
故の
國々の
民は
邪法師卜筮師などに
聽ことをなせり
然ど
汝には
汝の
神ヱホバ
然する
事を
許したまはず
〔申命記18章14節〕
〔列王紀略下21章6節〕6 またその
子に
火の
中を
通󠄃らしめ
卜占をなし
魔󠄃術をおこなひ
口寄者と
卜筮師を
取もちひヱホバの
目の
前󠄃に
衆多の
惡を
爲てその
震怒を
惹おこせり
〔イザヤ書8章19節〕19 もし
人なんぢらにつげて
巫女および
魔󠄃術者のさえづるがごとく
細語がごとき
者にもとめよといはば
民はおのれの
神にもとむべきにあらずや いかで
活者のために
死者にもとむることを
爲んといへ
〔使徒行傳8章9節〕9 爰にシモンといふ
人あり、
前󠄃にその
町にて
魔󠄃術を
行ひ、サマリヤ
人を
驚かして
自ら
大なる
者と
稱へたり。~
(11) かく
謹みて
聽けるは、
久しき
間その
魔󠄃術に
驚かされし
故なり。 〔使徒行傳8章11節〕
〔使徒行傳16章16節〕16 われら
祈場に
徃く
途󠄃中、
卜筮の
靈に
憑れて
卜筮をなし、
其の
主人らに
多くの
利を
得さする
婢女、われらに
遇󠄃ふ。~
(18) 幾日も
斯くするをパウロ
憂ひて
振反り、その
靈に
言ふ『イエス・キリストの
名によりて
汝に、この
女より
出でん
事を
命ず』
靈ただちに
出でたり。
〔使徒行傳16章18節〕
committed
無し
even against
〔サムエル前書13章13節〕13 サムエル、サウルにいひけるは
汝おろかなることをなせり
汝その
神ヱホバのなんぢに
命じたまひし
命令を
守らざりしなり
若し
守りしならばヱホバ、イスラエルををさむる
位を
永く
汝に
定めたまひしならん
〔サムエル前書15章2節〕2 萬軍のヱホバかくいひたまふ
我アマレクがイスラエルになせし
事すなはちエジプトよりのぼれる
時其途󠄃を
遮󠄄りしをかへりみる
〔サムエル前書15章23節〕23 其は
違󠄇逆󠄃は
魔󠄃術の
罪のごとく
抗戻は
虛しき
物につかふる
如く
偶像につかふるがごとし
汝ヱホバの
言を
棄たるによりヱホバもまた
汝をすてて
王たらざらしめたまふ
for asking
〔サムエル前書28章7節〕7 サウル
僕等にいひけるは
口寄の
婦󠄃を
求めよわれそのところにゆきてこれに
尋󠄃ねんと
僕等かれにいひけるは
視よエンドルに
口寄の
婦󠄃あり
~
(20) サウル
直ちに
地に
伸びたふれサムエルの
言のために
痛くおそれ
又󠄂其力を
失へり
其はかれ
其一日一夜物食󠄃ざりければなり 〔サムエル前書28章20節〕
ヱホバに問ことをせざりしなり是をもてヱホバかれを殺しその國を移してヱツサイの子ダビデに與へたまへり
And inquired not of the LORD: therefore he slew him, and turned the kingdom unto David the son of Jesse.
Jesse
無し
enquired
〔士師記10章11節〕11 ヱホバ、イスラエルの
子孫にいひたまひけるは
我かつてエジプト
人アモリ
人アンモンの
子孫ペリシテ
人より
汝らを
救ひ
出せしにあらずや~
(16) 而して
民おのれの
中より
異なる
神々を
取除きてヱホバに
事へたりヱホバの
心イスラエルの
艱難を
見るに
忍󠄄びずなりぬ
〔士師記10章16節〕
〔サムエル前書28章6節〕6 サウル、ヱホバに
問ひけるにヱホバ
對たまはず
夢に
因てもウリムによりても
預言者によりてもこたへたまはず
〔エゼキエル書14章3節〕3 人の
子よこの
人々はその
偶像を
心の
中に
立しめ
罪に
陷いるるところの
障礙をその
面の
前󠄃に
置なり
我あに
是等の
者の
求を
容べけんや~
(6) 是故にイスラエルの
家に
言ふべし
主ヱホバかくいひたまふ
汝等悔い
汝らの
偶像を
棄てはなるべし
汝等面を
回らしてその
諸の
憎むべき
物を
離れよ 〔エゼキエル書14章6節〕
he slew
〔イザヤ書10章7節〕7 されどアツスリヤ
人のこころざしは
斯のごとくならず その
心の
念もまた
斯のごとくならず そのこころは
敗壞をこのみ あまたの
國をほろぼし
絕ん
〔イザヤ書10章15節〕15 斧はこれをもちゐて
伐ものにむかひて
己みづから
誇ることをせんや
鋸は これを
動かす
者にむかひて
己みづから
高ぶることをせんや
此はあだかも
笞がおのれを
擧るものを
動かし
杖みづから
木にあらざるものを
擧んとするにひとし
turned
〔サムエル前書13章14節〕14 然どもいま
汝の
位たもたざるべしヱホバ
其心に
適󠄄ふ
人を
求めてヱホバ
之に
其民の
長を
命じたまへり
汝がヱホバの
命ぜしことを
守らざるによる
〔サムエル前書15章28節〕28 サムエルかれにいひけるは
今日ヱホバ、イスラエルの
國を
裂て
汝よりはなし
汝の
隣なる
汝より
善きものにこれをあたへたまふ
〔サムエル前書16章1節〕1 爰にヱホバ、サムエルにいひたまひけるは
我すでにサウルを
棄てイスラエルに
王たらしめざるに
汝いつまでかれのために
歎くや
汝の
角に
膏油を
滿してゆけ
我汝をベテレヘム
人ヱサイの
許につかはさん
其は
我其子の
中にひとりの
王を
尋󠄃ねえたればなり
〔サムエル前書16章11節〕11 サムエル、ヱサイにいひけるは
汝の
男子は
皆此にをるやヱサイいひけるは
尙季子のこれり
彼は
羊を
牧をるなりとサムエル、ヱサイにいひけるは
彼を
迎󠄃へきたらしめよかれが
此にいたるまでは
我ら
食󠄃に
就かざるべし~
(13) サムエル
膏の
角をとりて
其兄弟の
中にてこれに
膏をそそげり
此日よりのちヱホバの
靈ダビデにのぞむサムエルはたちてラマにゆけり
〔サムエル前書16章13節〕
〔サムエル前書28章17節〕17 ヱホバわれをもて
語りたまひしことをみづから
行ひてヱホバ
國を
爾の
手より
割󠄅きはなち
爾の
隣人ダビデにあたへたまふ
〔サムエル後書3章9節〕9 神アブネルに
斯なしまたかさねて
斯なしたまへヱホバのダビデに
誓ひたまひしごとく
我かれに
然なすべし
〔サムエル後書3章10節〕10 即ち
國をサウルの
家より
移しダビデの
位をダンよりベエルシバにいたるまでイスラエルとユダの
上にたてん
〔サムエル後書5章3節〕3 斯くイスラエルの
長老皆ヘブロンにきたり
王に
詣りければダビデ
王ヘブロンにてヱホバのまへにかれらと
契󠄅約をたてたり
彼らすなはちダビデに
膏を
灑でイスラエルの
王となす